株式会社アキボウ

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医療従事者支援に関する取り組みのご報告

CSR情報
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先日弊社が実施しました「医療従事者支援に関する取り組み」において大変たくさんの医療従事者の方々にお申し込みいただき、ありがとうございました。応募いただいた皆様の日々の業務への想いやメッセージ等を全て拝読し、厳正に選考させていただきました結果、該当の方には当選の連絡をお送りさせていただきました。ご応募いただいた全ての方のご希望に添う事ができず大変心苦しいですが、本取り組みが少しでも医療従事者の方々のお力になればと思っています。

一刻も早い新型コロナウィルスの終息を願うとともに、改めて最前線で闘われている医療従事者の方々に、心より感謝いたします。

 

選考に関するご報告

「医療従事者支援に関する取り組み」概要

■対象の方:医療に従事されている方
■応募期間:2020年6月1日(月)〜6月21日(日)
■対象車種:DAHON、TERN、FUJI、BREEZER、COLNAGO の計 20 台
■応募者数:1399 名
■当選者数:20 名
■当選通知:6月25日 募集告知の詳細についてはこちらをご覧ください。

<応募者属性>

応募者がお住まいの地域、上位10都府県
応募者の年齢層、10歳刻みでの割合
応募者のうち用途として自転車通勤を表明されている方の割合
応募者の職種をジャンル分けした割合

<当選者応募時コメント(抜粋)>

*当選者 20 名のうち任意の方の応募動機をご紹介します。
*文中、医療機関名や個人が特定される恐れのある部分は適宜割愛しています。

救急隊で救急救命士として最前線で患者さんと接触し、最善の医療が受けられるように病院を選定し、必要な処置をしつつ搬送する業務を行っています。医療従事者としての知識を身につけ、患者さんの為にと勤務していますが、実際に医療従事者として扱われることが少ない救急救命士にもスポットを当てていただければと思い応募させて頂きました。最前線にいながら政府の医療従事者支援の対象にはならないであろう救急隊。そういう人たちもいるんだということを少しでも知っていただきたい。公務員だからと、冷たい言葉を浴びせられながらも市民サービスを提供している私たちに少しだけ目を向けていただけたらありがたいです。
(30 代 救急救命士)
 

感染症センターにおける COVID-19 陽性患者に対し、入院期間中の日常生活の援助や看護の実践、重症化した患者の治療上における全身管理を担当。3 月上旬から新型コロナウィルス感染症に罹患された入院患者さんに対して、看護師として接してきました。3 ヶ月近く最前線で自分なりに今までの知識や経験を基に精一杯取り組んできました。その感染力の強さから、今目の前で看護している患者さんから自分に感染してしまう恐怖より、さらに自分が自分の家族へ感染させてしまう恐怖に耐えがたく、病院宿舎やホテルからの通勤を決断しました。そのような中、家で小さな子どもたちを守ってくれたのが妻でした。休校・休園中の子どもたちを任せてしまうのに、当初から「頑張って。」と言い続けてもらいました。私自身が今も前向きで取り組んでいられるのも妻のおかげであり、その妻が 4 月末の誕生日に欲しがっていた自転車を遅れて購入する前に御社の取り組みを知り、より素敵な自転車をプレゼントできればと思い応募致しました。医療従事者へのご支援ありがとうございます。新興感染症と面と向かって関わる恐怖や不安、そして無力感に支配されそうになる中、企業様や個人様から支援の表明やお手紙・物資を頂き、それらをプリントアウトしたり並べたりしながら、皆であれやこれやとひと時笑顔になったことを思い出します。御社の取り組みに改めて感謝を申し上げます。
(40 代 看護師)
 

通常時は臨床心理業務(心理検査,心理面談,心理教育,社会生活技能訓練療法,認知行動療法等)、コロナウイルス関連ではコロナウイルス患者や疑い患者への対応をしているスタッフへのストレスケアや発熱トリアージを担当。自転車は通勤・ストレスケア業務でのストレス発散方法の一つとして、また部署間移動(敷地が広く,移動に時間がかかるため) として利用予定。自分自身が自転車が好きであり,ストレス発散のために活用しています。そのため通勤用の小さな折りたたみ自転車が欲しいと思っていました。またストレスケアの観点からも自転車は,一人でも行える手軽で有用なストレス発散方法のため,ストレスケア業務や心理面談,心理教育等でも活用できればと考えていました。ただ,本格的な自転車は軽快車よりも爽快感や楽しさが大きい(折りたたみといえども,あるいは折りたたみ独特の楽しさや良さもある)のですが,このことを知らない人が多く,また体験しないと分かりにくいと思われます。そのため,実物があると説明しやすく,また実感もしてもらいやすく思い,今回応募致しました。
(40 代 大学附属病院勤務)
 

三次救急外来での救命処置、新型肺炎対応、病棟での新型肺炎患者の看護、人工呼吸器や人工心肺装置装着患者など、重症患者の看護、病棟管理業務、スタッフ指導など 国内外の災害医療派遣のメンバーであるため、緊急時の移動時に使いたいです。また、日々の通勤に使いたいです。現在家族と離れて暮らしており、病院から離れた場所に住んでいて電車通勤で市中感染する不安があるので、1 時間の通勤に使いたいです。日々新型肺炎の対応で自分も感染しないように、周りにも感染しないようにと気を使いながら、感染患者さんが無事に帰れるように看護しています。しかし、常に感染者数の動向、感染防御具の在庫、子供や家族が風評被害に合わないか、スタッフの感染管理など気を張り続けていて心身の疲労が出てきました。万が一自分が感染して周囲に感染拡大させてしまわないように外出しないため運動不足になり、また、家族と離れ、病院〜実家間の電車通勤による感染に不安を抱えています。可能であれば自転車通勤で感染予防、リフレッシュしたいと思い応募させていただきました。
(30 代 看護師)
 

現在は大学病院勤務で、コロナの外来検査に勤しんでおります。またコロナの検査などを日常業務に、プラスして行ったります。車で通勤していましたが、車は子供が乗ること、密である環境を考慮して妻と子供だけの使用にして、自分は使うのをやめました。現在は大学病院までバスや電車で行っておりますが、業務のためバスや電車がない時間に帰ることもあります。その時はタクシーや歩いて帰ることもあり、自転車があれば、夜遅くでも帰れると思ったため応募させていただきました。
(30 代 大学病院勤務)
 

業務内容は、医療機関からの処方箋に基づき、処方薬を調剤し患者様にお届けする、往診医や訪問看護と連携して、患者様のご自宅での服薬をフォローし、在宅医療に貢献することです。発熱している患者様との応対があり、いつ自分が新型コロナに感染するか不安の中、公共交通機関を避けた通勤での移動目的として、使用も考えております。また、在宅医療の一環として、患者様のお宅に出向き、薬局にお薬が取りに来られない高齢者の皆様のお薬をお届け、服薬管理をする際の移動手段として使わせていただきたいです。新型コロナ流行に伴い、患者様が医療機関に出向くのに抵抗を感じるようになっています。そんな中、電話での医療機関受診が始まり、薬を自宅まで配達を希望の患者様が増えています。職場では、移動手段となるような、車等が不足しています。配達料も患者様の負担とならないように無料でさせていただいておりますので、自転車が有りますと大変、業務がスムーズに行き、助かります。このような企画をご用意していただき、感謝申し上げます。ありがとうございます。
(20 代 薬剤師)
 

妻です。当選したらビックリさせたくてこっそり応募しました。夫は医療従事者でコロナ対応をしているため、家族に感染させないようにホテル暮らしをしています。いつもは通勤は自転車で、20 分弱の距離を通っていますが、今はホテル暮らしの為にホテルから職場までの距離が遠くなり、毎日 30 分以上かけてお古のママチャリで通勤しています。感染者が減ってきたため、近日帰ってくる予定です。家族と離れて頑張ってる夫に何か良いことがありますようにと応募しました。あと、娘がコロナの休校の間に練習をして自転車に乗れるようになり、パパをビックリさせるねんと張り切ってます。私も看護師として働いているので、感染させないためとはいえ、コロナで娘にも寂しい思いをいっぱいさせてしまい ました。パパが帰ってきたら一緒に自転車に乗って出掛けたいと楽しみにしているので、頑張った 2 人の笑顔が見たいです。どうかご縁がありますように!
(30 代 臨床工学技士)
 

三次救急で、通常は集中治療室で ECMO 等を担当してます。ですが、ECMO を管理できる人が院内でも限られており、コロナの影響で ECMO 稼働が増えたため、救命センターに無期限の異動となりました。現在は救命センターと集中治療室の兼任をしております。コロナ担当の日はビニールハウスのようなもので囲われ、N95 を装着し、外との接触が全く無く息が詰まります。ストレスで蕁麻疹が出たり、人との接触を避けるため実家にも帰れず、孤独と不安でいっぱいです。その上コロナで亡くなるとニュースになり、この人数の中の 1 人が今日の方か。と心が押しつぶされそうになります。毎日病院とスーパーの行き来のみです。自転車で行ける範囲でリフレッシュがしたいです!心を落ち着かせたいです!
(20 代 ECMO 等担当)
 

集中治療室、救急外来、発熱外来の看護師です。発熱外来でコロナ罹患疑い患者様と接し、結果陰性であったことに安堵できる日。何も知らず飛び込みで救急外来受診して、コロナ陽性患者様であったりコロナ陽性確定患者様の受け入れをし集中治療室で人工呼吸器を装着された患者様の隔離看護をしてきています。防護服を 7 時間以上も着て汗だくになりきついマスクを使用して耳がちぎれるかというぐらいの痛みに耐えながら日々患者様の回復を願いながら戦っております。苦痛勤務に耐えた後のリフレッシュや気分転換で自転車に乗って少し息抜きしたいと思い応募させていただきました。コロナ終息するまではまだまだ戦いの日々ではありますが楽しみを見つけられるために頑張っていきたいと思います。
(30 代 看護師)